作品の撮り方、送り方

緊急事態宣言が発令されているため、LINEでの添削指導を行なっています。5月からは順次、オンライン授業を開始し、さらなる指導の充実を図っていきます。

オンラインでの添削指導で大切なのは、どれだけちゃんと自分の作品を撮影して、送信できるのかということです。
今はスマホのカメラの性能も向上しているので、高価なカメラを購入しなくても十分に添削のための作品写真を撮ることができます。

作品写真の撮り方

・明るい場所で、真正面から、全体が入るように撮る。

作品撮影サンプル/推奨パターン

作品を撮るときは、
1・作品全体になるべく均一に光が当たる、明るい場所で、
2・作品が歪んで写らないように、真正面から、
3・作品の一部が切れたりせず、全体が入るように
気を付けましょう。

下の写真のような環境がベターです。

撮影環境サンプル/屋内編

自宅でこのような環境が作れないときは、屋外で撮影することをお勧めします。

撮影環境サンプル/屋外編

作品撮影NG集

1・暗い部屋で撮る

作品撮影NG集/暗所

画質が落ちて「ジャギー」と呼ばれるギザギザが発生します。

2・逆光で撮る

作品撮影NG集/逆光

作品の外が一番明るくなるので、作品全体が暗くなって明暗の階調がつぶれてしまいます。

3・斜めから撮る

作品撮影NG集/斜め

作品自体に遠近感がついてしまうので、正確な形かどうかわからなくなります。

4・作品の一部が欠けている

作品撮影NG集/トリミング

背景のバランスが分からなくなるので、構図の良し悪しが判断できなくなります。

このほかに、床に置いて撮影したときに自分の影が作品に落ちてしまうということもあります。

ちょっとした心がけで、作品の見栄えは大きく違ってきます。将来自分の作品集(ポートフォリオ)を作るときにも必要な技術ですから、今のうちから習慣付けましょう。

作品写真のLINEでの送り方

作品写真の送受信にはLINEを使っていますが、通常だと「圧縮」がかかって、画像の質が下がってしまいます。
下記サイトを参照して、オリジナルサイズで送ってみてください。

「LINEで写真を高画質のまま送る方法 受信した画像はオリジナルサイズで保存可能」

サンプル画像/標準画質

ちなみにこれが標準画質で送られた画像です。記事上で見ると一番上の画像と違いがわからないかもしれませんが、クリックして拡大すると細かさの違いに気がつくと思います。

※注意
オリジナルサイズで写真を送ると、通常と比べ通信量がかなり多くなります。
パケット制限にかからないよう、自宅などのWi-fiを経由して送るようにしてください。

まとめ

撮影や送信するときのちょっとしたコツを覚えると、見違えるように綺麗な作品写真を送ることができるようになります。
ポイントをおさえて、添削指導の質を上げて、より充実したものにしていきましょう。