4月、5月の課題(基礎科)
高校1・2年生対象の基礎科では、5月中旬までに、木炭による静物デッサン、扇面でのアクリル画、油絵実習を行いました。
静物デッサンでは、全ての制作活動の基本になる観察力の養成を目指しました。繰り返し取り組む中で、徐々に力をつけてくれればと思います。
扇面をフォーマットにしたアクリル画は、四角ではない画面に描くことで、より柔軟なバランス感覚を身につけることを目標にしました。
油絵実習では、キャンバスを張るところから始めました。各種オイルの性質や使い方の説明を受けた上で、専門家用の絵具をたっぷりと使って、自己のイメージに合わせた表現を目指しました。油絵は初体験という生徒もいましたが、のびのびと描いているところに好感が持てました。
基礎科では、年間を通じて、様々な表現手法に取り組みます。その経験を通じて、アートやデザインの世界の幅広さ、奥深さを実感しながら、自分が将来やりたいこと、やるべきことを見つけてくれればと思います。
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