2017年度進路説明会

アトリエ新松戸受験科では去る5/14、保護者の皆様と生徒対象に今年度の進路説明会を実施しました。

毎年実施するこの説明会では
・アトリエのカリキュラム、取り組み、実績
・アトリエOB、OGの活躍(進路)紹介
・受験生の親としての心構え
・各学校の最新情報
・近年の藝大・美大の傾向(試験内容・倍率・各学科の特色)

などたくさんの情報を分かりやすくお伝えしています。


特に保護者の方には「親の心構え」がとても大切であることを、こんなケースでも慌てない!といった実例をあげ、学んで頂きました。

進路については進学先のみならず、社会において活躍する多くの先輩の例を紹介。

アトリエからはアーティストとして創作活動を展開する卒業生、そして今や世界的に名の知られたゲーム・インターネットサービス・SNS等の大手企業で大活躍している卒業生が数多くいます。

私たちが皆さんに目指して欲しいのは、受験対策だけでなく、そうした将来も見据えたところにあります。

アトリエ新松戸は皆さんと一緒に取り組みます。
貴重な一年を充実させるべく過ごしましょう。

今年も行きます研修旅行!

生徒の皆さんには既にお知らせを渡してありますが、アトリエ新松戸では来る6/11・12・13(日〜火)の日程で『自然の中で描く風景画制作』と題し、研修旅行に出ます。

場所は奥日光湯元温泉
最高ですね、温泉ですよ。

予定しているプランを紹介すると…

《11日》日光東照宮→華厳の滝→竜頭の滝→戦場ヶ原を巡り、それぞれのスポットで撮影とスケッチ

《12日》奥日光湯ノ湖にて風景画制作

《13日》ホテルから途中下車しながら中禅寺湖などでスケッチ

3日間しこたま自然風景をカメラとスケッチブックで追いかけます。

この毎年恒例である研修旅行、生徒さん達は「大自然の中で“大きな空間”をとらえる」「自ら自然物の発見し、イメージの引き出しを増やす」ビッグチャンスとなっています。

イベント後の制作にどんな影響が出るのか、今から我々講師陣は楽しみにしています。

2017年度開講式

4月も中旬になって、日中は随分と暖かくなってきました。受付から見える桜も満開です。眺めているだけで、何とも心がウキウキしてきます。

さて、4月8日(土)は、2017年度の開講式でした。

代表、岩崎の挨拶、年間スケジュールの確認、教室使用上の注意、各コースごとのオリエンテーションのあと、第1回学科試験を行ないました。
代表岩崎の挨拶

第1回学科試験

アトリエ新松戸 2017年度のテーマは「自分の夢を言葉にして、その実現のために小さなチャレンジを積み重ねる」です。

代表者メッセージにも書きましたが、夢を実現させるためには、日々の小さな努力が欠かせません。生徒一人ひとりのその小さなチャレンジを、われわれは見守り、寄り添いながら、一緒に進んでいきたいと思います。

春期講習会

今日は国公立大学後期入試の試験日です。長かった受験期もいよいよ終止符のときが迫ってきました。

今年度の受験が終わると、すぐに新年度にむけての準備が始まります。まずは春期講習会です。
アトリエ新松戸の春期講習会は高校生以上対象のクラスは3月26日(日)から4月1日(土)、中学生対象のクラスは4月2日(日)から4月4日(火)の日程で開催されます。
まだまだ先のことだと思っていても、1年はあっという間です。早めに準備を始めて、しっかりとした「意識」を持って新年度の授業に臨んでくれればと思います。

今年の受験生たちを観ていて思ったのは、この「意識」の大切さです。同じ事を学んでも「意識」のある人とそうでない人では、吸収スピードに雲泥の差が出てきます。

そしてその「意識」は、実際の経験の中でしか得ることができないものです。それまでは「これでいいや」と自分のレベルを勝手に決めていた人が、いくつかの大学の試験を受けていくなかで、それぞれの受験生のレベルの差を肌で感じたことで自分のなりたい姿を再認識したという例もありました。
どれだけ高く自分のなりたい姿のレベルを設定できるかが、今後の伸びを左右します。それが出来る講習会にしていきたいと思います。

春期講習会パンフレット

今回の講習会パンフレットには、多摩美術大学絵画学科油画専攻の冨澤佳純さんの絵画作品をメインイメージとして掲載しています。
カリキュラムや申込方法など、詳細は春期講習会ページを参照して下さい。

おすすめ展覧会情報・草間彌生展

3月になりました。残るは藝大と国立の後期日程、私立の後期B日程と受験も大詰め。もう一息です。みんな頑張れ!

先日、国立新美術館で草間彌生展「我が永遠の魂」を観てきました。

入口には大きな富士山の絵。そして第1室には2009年から制作されている大作絵画シリーズ「我が永遠の魂」のうち、130点がまさに所狭しと展示されていました。
草間彌生展
この部屋だけは撮影してもよかったので、あちこちで記念写真風に撮影している人がいました。
そして、観覧者の多くが笑顔でした。良質のアートは人に力を与えるのだと、再認識しました。かく言う私も、笑顔になり、そしてあまりの嬉しさに目頭が熱くなったのです。これ、誇張じゃないです。

何でもこのシリーズ、500点制作されていて、今回展示されているのはその中から選りすぐられた物だとか。御歳88歳。信じられない制作量です。

制作者として、まだまだ自分自身も頑張らなくてはとの思いを強くしました。ぜひ皆さんに足を運んでいただきたい展覧会です。

合格速報2017

2月ももうすぐ終わり。
今日から国立大の前期日程試験が始まりました。
ここからはほとんどが第一志望です。緊張するとは思いますが、これまでの努力を自信にかえて、いつも通りの力を発揮してくれればと思います。

アトリエ新松戸のホームページを更新して、合格速報のページをアップしました。
合格速報
合格速報

今年はこれまでに、推薦試験やAO入試を含めて、のべ30名が合格しています。みんなよく頑張った!
複数の大学、専攻に合格した人は、どこに進学しようか悩む時期でもあります。また、実際に受験したことで、自分自身や受験校に対する評価が変わって、自分の将来についてもう一度考え直す事もあると思います。ここはじっくりと考えて、講師の先生や親御さんともよく相談して、納得ずくで答えを出してください。

コラグラフ・参考作品

前回のエントリーで紹介したコラグラフ。実際にどのようなものか、参考作品を紹介します。

こちらは木版画などと同じ凸版の原理で刷った作品。
版の上にロラーでインクをのせてバレンや手のひらで刷ります。
コラグラフ凸版

こちらは同じ版を銅版画などと同じ凹版の原理で刷りました。
歯ブラシで凸凹の引っ込んでいるところにインクを詰め、寒冷紗で表面のインクを拭き取った上でプレスにかけます。
エッチングやドライポイントに比べて凸凹が大きいので、拭き取り方やプレスの掛け方にちょっとしたコツが必要です。
コラグラフ凹版

こちらが版です。水性塗料でコーティングした上にインクを詰めたので、貼付けられた物の素材感が変化して面白い表情を見せています。
これ自体がコラージュの作品になりますね。
コラグラフ・版

刷り上がった作品は、ベニヤ板に水張りして乾燥させているのですが、子供教室の親御さんやカルチャー教室の生徒さんも「これはなんですか?」と興味深そうに聞きに来られます。やっぱり目新しいんですね。受験課題への応用としても、質感表現や画面構成の勉強になると思います。

コラグラフ実習

2月も中旬。今日は武蔵野美術大学の入試最終日。私大入試もあと少しです。

基礎科とすでに入試を終えた3年生のうち希望者は現在、コラグラフに取り組んでいます。

コラグラフとは台紙に色々なものを貼付けてそれを版にする版画のことで、銅版画での腐蝕のような工程が無いため手軽に取り組むことができます。

授業の最初に版画の4つの版式について説明しました。
版式についての説明

ハガキ大の台紙に持参した様々な素材を貼付けていきます。版ができたら水性塗料を表面にスプレーします。
色々なものを貼付けて版を作ります

凸版での刷り。ローラーで表面にインクを付けてバレンや手のひらを使って刷ります。小学生のときにやった紙版画や木版画と同じ原理です。
凸版での刷り

凹版での刷り。歯ブラシを使ってインクを詰めていきます。このあと、寒冷紗で表面のインクを拭き取り、エッチングプレスを使って刷ります。銅版画や塩ビ版でのドライポイントと同じ原理です。
凹版での刷り

版画用紙は柔らかくするために事前に水で湿らせています。刷り上がった作品は乾かないうちにベニヤ版に水張りして、乾燥で波打たないようにします。
刷った後は水張りします

刷り上がった作品たち。手軽な版画とは言え、インクの詰め方や刷りに工夫することで複雑な表情を見せてくれるので、生徒達も驚きを持って制作していました。
刷り上がった作品たち

入試直前講座

2月に入り、私大入試も本格化してきました。
生徒達は受験に行ってアトリエの中は、すこし空き空間も出てきました。

1月中は、高校3年生のなかにも、朝から実技を受けに来ている生徒もいたので、アトリエの中は一日中満杯でした。
夜間部の時間は、まだ昼間高校に通っている生徒は実技に、朝から実技をやっていた生徒は自分の受験する大学の国語と英語の過去問研究にあたりました。

さて、そんな中高校1・2年生対象の基礎科は現在「イメージ平面構成」の課題に取り組んでいます。今回は彫刻家の高村光太郎の「智恵子抄」に収録されている「レモン哀歌」の詩をもとにイメージを膨らませて、色彩で表現するというものです。ちなみに高村光太郎の文章は、「智恵子抄」ではないのですが、2015年度入試で武蔵野美術大学で取り上げられました。やっぱり美術の大学なので、出典も美術関係が多いですね。
基礎科イメージ平面構成の授業
基礎科生達も、先輩たちが必死に頑張っている姿を見て、来年の自分を想像することがモチベーションアップにつながるでしょう。

孔永錫氏特別講演会

11月28日(日)にアトリエ新松戸OBで株式会社任天堂勤務のデザイナー、孔永錫さんの特別講演会を開催しました。

孔さんは韓国からアトリエ新松戸に来て、約4ヶ月で東京藝術大学デザイン科に合格しました。講演会では、受験期の秘話(!?)や藝大での幅広い制作の様子、そして任天堂でのお仕事のことなど、興味深いお話を伺うことができました。

今回の講演会は保護者の方にも公開したのですが、作品づくりに対する真摯な姿勢。目標実現のためのがむしゃらな努力。そして、コミュニケーションの必要性など、多くのことを感じ、もって帰っていただけたのではないかと思います。

熱く作品を語る孔さん
講演中の孔さん。これまでに携わってきた作品について、熱く語っていただきました。

話に引き込まれる参加者
笑いの絶えない、和やかな講演会になりました。

記念撮影
講演会終了後に記念撮影。皆さんの笑顔が充実した講演会を物語っています。