春期講習会

今日は国公立大学後期入試の試験日です。長かった受験期もいよいよ終止符のときが迫ってきました。

今年度の受験が終わると、すぐに新年度にむけての準備が始まります。まずは春期講習会です。
アトリエ新松戸の春期講習会は高校生以上対象のクラスは3月26日(日)から4月1日(土)、中学生対象のクラスは4月2日(日)から4月4日(火)の日程で開催されます。
まだまだ先のことだと思っていても、1年はあっという間です。早めに準備を始めて、しっかりとした「意識」を持って新年度の授業に臨んでくれればと思います。

今年の受験生たちを観ていて思ったのは、この「意識」の大切さです。同じ事を学んでも「意識」のある人とそうでない人では、吸収スピードに雲泥の差が出てきます。

そしてその「意識」は、実際の経験の中でしか得ることができないものです。それまでは「これでいいや」と自分のレベルを勝手に決めていた人が、いくつかの大学の試験を受けていくなかで、それぞれの受験生のレベルの差を肌で感じたことで自分のなりたい姿を再認識したという例もありました。
どれだけ高く自分のなりたい姿のレベルを設定できるかが、今後の伸びを左右します。それが出来る講習会にしていきたいと思います。

春期講習会パンフレット

今回の講習会パンフレットには、多摩美術大学絵画学科油画専攻の冨澤佳純さんの絵画作品をメインイメージとして掲載しています。
カリキュラムや申込方法など、詳細は春期講習会ページを参照して下さい。

おすすめ展覧会情報・草間彌生展

3月になりました。残るは藝大と国立の後期日程、私立の後期B日程と受験も大詰め。もう一息です。みんな頑張れ!

先日、国立新美術館で草間彌生展「我が永遠の魂」を観てきました。

入口には大きな富士山の絵。そして第1室には2009年から制作されている大作絵画シリーズ「我が永遠の魂」のうち、130点がまさに所狭しと展示されていました。
草間彌生展
この部屋だけは撮影してもよかったので、あちこちで記念写真風に撮影している人がいました。
そして、観覧者の多くが笑顔でした。良質のアートは人に力を与えるのだと、再認識しました。かく言う私も、笑顔になり、そしてあまりの嬉しさに目頭が熱くなったのです。これ、誇張じゃないです。

何でもこのシリーズ、500点制作されていて、今回展示されているのはその中から選りすぐられた物だとか。御歳88歳。信じられない制作量です。

制作者として、まだまだ自分自身も頑張らなくてはとの思いを強くしました。ぜひ皆さんに足を運んでいただきたい展覧会です。

合格速報2017

2月ももうすぐ終わり。
今日から国立大の前期日程試験が始まりました。
ここからはほとんどが第一志望です。緊張するとは思いますが、これまでの努力を自信にかえて、いつも通りの力を発揮してくれればと思います。

アトリエ新松戸のホームページを更新して、合格速報のページをアップしました。
合格速報
合格速報

今年はこれまでに、推薦試験やAO入試を含めて、のべ30名が合格しています。みんなよく頑張った!
複数の大学、専攻に合格した人は、どこに進学しようか悩む時期でもあります。また、実際に受験したことで、自分自身や受験校に対する評価が変わって、自分の将来についてもう一度考え直す事もあると思います。ここはじっくりと考えて、講師の先生や親御さんともよく相談して、納得ずくで答えを出してください。

コラグラフ・参考作品

前回のエントリーで紹介したコラグラフ。実際にどのようなものか、参考作品を紹介します。

こちらは木版画などと同じ凸版の原理で刷った作品。
版の上にロラーでインクをのせてバレンや手のひらで刷ります。
コラグラフ凸版

こちらは同じ版を銅版画などと同じ凹版の原理で刷りました。
歯ブラシで凸凹の引っ込んでいるところにインクを詰め、寒冷紗で表面のインクを拭き取った上でプレスにかけます。
エッチングやドライポイントに比べて凸凹が大きいので、拭き取り方やプレスの掛け方にちょっとしたコツが必要です。
コラグラフ凹版

こちらが版です。水性塗料でコーティングした上にインクを詰めたので、貼付けられた物の素材感が変化して面白い表情を見せています。
これ自体がコラージュの作品になりますね。
コラグラフ・版

刷り上がった作品は、ベニヤ板に水張りして乾燥させているのですが、子供教室の親御さんやカルチャー教室の生徒さんも「これはなんですか?」と興味深そうに聞きに来られます。やっぱり目新しいんですね。受験課題への応用としても、質感表現や画面構成の勉強になると思います。

コラグラフ実習

2月も中旬。今日は武蔵野美術大学の入試最終日。私大入試もあと少しです。

基礎科とすでに入試を終えた3年生のうち希望者は現在、コラグラフに取り組んでいます。

コラグラフとは台紙に色々なものを貼付けてそれを版にする版画のことで、銅版画での腐蝕のような工程が無いため手軽に取り組むことができます。

授業の最初に版画の4つの版式について説明しました。
版式についての説明

ハガキ大の台紙に持参した様々な素材を貼付けていきます。版ができたら水性塗料を表面にスプレーします。
色々なものを貼付けて版を作ります

凸版での刷り。ローラーで表面にインクを付けてバレンや手のひらを使って刷ります。小学生のときにやった紙版画や木版画と同じ原理です。
凸版での刷り

凹版での刷り。歯ブラシを使ってインクを詰めていきます。このあと、寒冷紗で表面のインクを拭き取り、エッチングプレスを使って刷ります。銅版画や塩ビ版でのドライポイントと同じ原理です。
凹版での刷り

版画用紙は柔らかくするために事前に水で湿らせています。刷り上がった作品は乾かないうちにベニヤ版に水張りして、乾燥で波打たないようにします。
刷った後は水張りします

刷り上がった作品たち。手軽な版画とは言え、インクの詰め方や刷りに工夫することで複雑な表情を見せてくれるので、生徒達も驚きを持って制作していました。
刷り上がった作品たち

入試直前講座

2月に入り、私大入試も本格化してきました。
生徒達は受験に行ってアトリエの中は、すこし空き空間も出てきました。

1月中は、高校3年生のなかにも、朝から実技を受けに来ている生徒もいたので、アトリエの中は一日中満杯でした。
夜間部の時間は、まだ昼間高校に通っている生徒は実技に、朝から実技をやっていた生徒は自分の受験する大学の国語と英語の過去問研究にあたりました。

さて、そんな中高校1・2年生対象の基礎科は現在「イメージ平面構成」の課題に取り組んでいます。今回は彫刻家の高村光太郎の「智恵子抄」に収録されている「レモン哀歌」の詩をもとにイメージを膨らませて、色彩で表現するというものです。ちなみに高村光太郎の文章は、「智恵子抄」ではないのですが、2015年度入試で武蔵野美術大学で取り上げられました。やっぱり美術の大学なので、出典も美術関係が多いですね。
基礎科イメージ平面構成の授業
基礎科生達も、先輩たちが必死に頑張っている姿を見て、来年の自分を想像することがモチベーションアップにつながるでしょう。

孔永錫氏特別講演会

11月28日(日)にアトリエ新松戸OBで株式会社任天堂勤務のデザイナー、孔永錫さんの特別講演会を開催しました。

孔さんは韓国からアトリエ新松戸に来て、約4ヶ月で東京藝術大学デザイン科に合格しました。講演会では、受験期の秘話(!?)や藝大での幅広い制作の様子、そして任天堂でのお仕事のことなど、興味深いお話を伺うことができました。

今回の講演会は保護者の方にも公開したのですが、作品づくりに対する真摯な姿勢。目標実現のためのがむしゃらな努力。そして、コミュニケーションの必要性など、多くのことを感じ、もって帰っていただけたのではないかと思います。

熱く作品を語る孔さん
講演中の孔さん。これまでに携わってきた作品について、熱く語っていただきました。

話に引き込まれる参加者
笑いの絶えない、和やかな講演会になりました。

記念撮影
講演会終了後に記念撮影。皆さんの笑顔が充実した講演会を物語っています。

伊藤航氏特別講演会

10月14日(金)に、東京藝術大学工芸科卒業でアトリエ新松戸OBでもあるペーパーアーティストの伊藤航さんによる特別講演会を開催しました。

伊藤航さん ホームページ paper-project

当日は最近作の実物も持って来ていただきました。その精巧な作りに、生徒たちは驚きの声を上げていました。
作品の実物も持って来ていただきました

「世界で最も美しいペーパークラフトの一つ」と絶賛された処女作「海の上のお城」から現在に至るまでの作品を、スライド形式で見せていただきながらの講演となりました。
作品のスライドを見せていただきました

伊藤さんの制作に対する真摯な態度に、生徒たちは感銘を受けていたようです。
予備校時代から現在に至るまで興味深いお話を伺いました

ケント紙を使って、実際にどのように作品を作るのかデモンストレーションも行っていただきました。
紙立体のデモンストレーションも行っていただきました

手際よくムダのない動きで短時間で立方体が出来上がりました。
立方体が出来上がりました。

講演終了後は生徒たちからの質問に、気軽に答えていただきました。
学生からの質問にも気軽に答えていただきました

講演後に伊藤さんもいっていたのですが、美術予備校は、これから作品を作っていく人生の入口にあたるところです。そこでの出会いはとても大きな影響力をもちます。今回の講演会は参加した生徒達にとって、この出会いは大きな財産になるでしょう。

無料体験入学「イラストを制作しよう!」

9月も終盤。台風も次から次とやってきて、スッキリしない天気が続いていますね。

推薦・AO入試組にはすでに合格を決めた生徒もチラホラ。ムサビ、タマビ、女子美といった有名私大や国公立の推薦を目の前に、提出ファイル作りに日々取り組んでいます。

さて、アトリエ新松戸・受験部では、10月9日(日)に無料のイラスト講習を行ないます。

無料体験入学DM2

今回は美術に興味のある中学生、高校生を対象に、アクリル絵具を使ってイラストレーションを制作してもらいます。
道具やモチーフはすべてアトリエ新松戸で用意しますので、「興味はあるんだけど、デッサンはちょっと敷居が高くて。。。」という人も、気軽に参加してもらえればと思います。

当日のスケジュールやお申込方法はこちら「無料体験入学<イラストを制作しよう!>10月9日(日)」のページをご参照下さい。

2016夏期講習会 開講中!

7月15日(金)で1学期の授業は終了。16日(土)、17日(日)は新松戸まつりで、OBのアクセサリー作品やカルチャー教室、陶芸クラスの生徒さんや先生の作品を販売しました。
おおくのOBや親御さんにも来店していただいて、とっても充実した二日間でした。足を運んでいただいた方々、ありがとうございました。

さて、7月19日(月)から2016夏期講習会が開講しました。

基礎デッサンクラス

今日までの最初の5日間は、17:30〜20:30の時間帯で、卓上モチーフ2日間、静物モチーフ3日間の基礎デッサンコースです。
この夏から実技の勉強をはじめた人だけでなく、デッサンの基礎固めをしたい内部生も参加しています。

受験実技の基礎はやはり対象を正確に描くデッサンです。
短い期間ですが、この講習で「気付き力」をアップしてほしいと思います
そして、初めて参加した人にとっては、自分の将来への第一歩を踏み出すきっかけになってくれたら嬉しいです。

来週からはデザイン・工芸科、絵画科、総合受験科、基礎科に分かれての昼間の講習になります。
いよいよ夏本番です。