コラージュで名作から学ぶ(基礎科)

基礎科の10月後半の課題は「過去の名作をコラージュで表現しよう!」でした。指定された絵画作品の中から一つ選び、そこから発想を膨らませて、様々な印刷物や布などを貼り合わせて制作しました。

ただし、完全に自由なわけではなく、「画面の縦位置、横位置は選んだ作品に合わせること」「基本的なフォルムは元の作品に従うこと」という条件もつけました。創造活動とはいえ、受験を意識しています。決められたルールの中で、どれだけ個性的に展開していけるのか、そのバランス感覚も身につけてほしいです。

講評会では2分間のプレゼンテーションと、質疑応答を行いました。意見を交わすことで、ぱっと観ただけではわからなかった作者の意図を知ることができたり、さらにそれを膨らませていくにはどうしたら良いのか、みんなで考えることができました。

コラージュ作品は4枚をピックアップしました。画集の画像はそれぞれの作品のもとになった作品です。単に形態や色を拾うだけではなく、独自の物語やシチュエーションを考えて表現するなど、生徒たちの柔軟な発想力に感心した課題でした。


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