ポップアップの手法で立体作品を作ろう!(中学生美術科)

中学生美術科、6月の体験型カリキュラムは「ポップアップの手法で立体作品を作ろう!」でした。

最初に「ペーパークラフトの技法百科」(ポール・ジャクソン著 嶋垣ナオミ翻訳 グラフィック社)を参考に、90度折り曲げることによって立体が形作られるタイプの基本形態を、コピー用紙を使って作りました。

一枚の紙に切り込みを入れて折り曲げるだけで、シンプルな形から複雑なものまで、さまざまなバリエーションができることに、生徒たちは感心したようです。

実際の制作では、一部分でもポップアップの手法が使われていれば、あとは技法的な制約は設けないというレギュレーションで行いました。色画用紙や折り紙なども使って、それぞれのテーマで工夫しながら、平面である紙が立体に変わっていく過程を楽しめたのではないかと思います。

「ペーパークラフトの技法百科」は出版されてから30年になる本なんですが、紙を使ったさまざまな技法が網羅的に紹介されていて、とても役に立っています。
古書として多少出回っている様ですが、図書館で借りるのも良いのではと思います。
国立国会図書館サーチ
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000002304876-00


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