油絵体験授業(中学生美術科)

中学生美術科の1・2年生は、8月から9月にかけて専門家用の絵具や溶き油を使った「油絵体験授業」を行いました。

学校などで使用する廉価版で組まれた「スクールセット」もあるのですが、絵具の中の顔料(色の粉)の含有量が少なかったり、溶き油がすでに混合されていたりして、油絵独特の重厚感を表現するには少しものたりません。

せっかくの機会なので、乾性油、揮発性油、樹脂溶液の性質の違いや、場面ごとでの調合の仕方、油絵具の色ごとの乾燥スピードの違いなど、少し難しいけれども、知っておくと油絵の魅力をより感じられるような話を少しずつ混ぜながら、授業を進めました。

もちろん中学生で全てのことを一度で理解するのは難しいと思います。それでも「そんな話を聞いたことがある」くらいで構わないので、頭の片隅に残っていてくれれば、今後、美術館などで実際の作品を見た時の感じ方が、より豊かになるのではないかと思います。

最初は4回で完成させる予定でしたが、中にはすごくこだわりを持って描いていて、倍の時間をかけた生徒もいました。自分の納得のいくところまで頑張る。その姿勢は応援したいと思います。


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