「美大入試<総合型・推薦型>説明会」開催!

11月27日(土)に、高校1・2年生とその保護者の方を対象にした「美大入試<総合型・推薦型>説明会」を開催しました。内部生にはこれから三者面談で同じ内容を伝えるので、今回は外部の方に限定しての開催です。

美大入試<総合型・推薦型>説明会

最初にスライドを使って、アトリエ新松戸OB/OGの大学卒業後の進路について紹介しました。そのうちの一人をピックアップして、就職活動用のポートフォリオや卒業制作からの抜粋を見てもらい、「今、美大では作品制作だけでなく、企業とコラボしたワークショップなどを学生主体で積極的に行っていること」「そういった経験を通じて、協働して一つの目標を達成するプロセスを経験したり、リーダーシップを育むことに力を入れていること」を伝えました。実は近年、そういった資質が、大学入試の段階でも問われるようになっているのです。

美大入試<総合型・推薦型>説明会

今回は総合型選抜、学校推薦型選抜に絞った説明会だったのですが、その前提として一般選抜における上位校の合格者最低点の高止まりと、いわゆる「すべりり止め」がなくなってきている状況を、武蔵美、多摩美の合格者最低点の推移や、ある美大の一般選抜の倍率が2020年度の2.1倍から2021年度には15.2倍に跳ね上がった例など、具体的なデータをもとに説明しました。

美大入試<総合型・推薦型>説明会

総合型選抜、学校推薦型選抜、一般選抜でそれぞれに求められる資質が違います。特に総合型選抜と学校推薦型選抜で必要とされることの多い、作品ポートフォリオ制作のポイントと必要な準備についての説明に時間を割きました。

説明会終了後に個別でかなり具体的な質問をされるなど、参加された方は自分のこととしてシビアに受け止められていたようです。この説明会がより良い受験の一助になればと思います。


12月15日からは冬期講習会が始まります。高校1・2年生対象の基礎科のカリキュラムは、様々なジャンルの表現に触れることができるものになっています。これから進路を最終決定したり、ポートフォリオに掲載する作品作りに直結する内容です。美大進学を考えている人は、ぜひこの冬から始めてみましょう。
2021-2022冬期講習会


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