【2021一般選抜合格】vol.12自分を褒めるのも効果的
成田和香さん
多摩美術大学工芸学科 合格・進学
日出学園高等学校
アトリエ新松戸 デザイン・工芸科 昼間部
自分も作れたらかっこいいかも
美大進学は小学5年生の時に漠然と考えはあり、中学三年生の時に本格的に考え始めた。
きっかけはテレビで美術の特集などを見ていた時にすごい、かっこいい、綺麗と思い自分も作れたらかっこいいかもと思ったことです。
3年生になって意識が変わった
アトリエには高校1年生から通い始めました。最初は単純に描いたり作ったりするのが好きという感じでしたが、2年生になると少し受験のことを意識するようになりました。そして、3年生になって基礎科からデザイン・工芸科に上がったとき、いろいろな意味で意識が変わったと思います。
楽しかったこと、つらかったこと
新しい発見をしそれを絵の中に生かせた時。前回の作品とはまた違った発見や上達が分かるのでそこが楽しかったです。
それに対して、なかなか自分の絵が周りと比べて上達しなかった時。周りが上手く見えてしまい自分の絵が酷く見えて落ち込むこともあったのが辛かったです。
課題の中では細密着彩が特に役に立ちました。いつもより時間を多くかけて制作出来たので、抑えるべきポイントや筆の動かし方などを学ぶことが出来ました。
試験会場そして合格をきめて
試験会場では「人がびっくりするほどいっぱいいる。こんなに自分以外にも美大を目指す人は多いのか!」と驚きました。1番じゃなくてもいい、滑り込みでも合格を勝ち取ればこっちのもんだと考えて本番を挑みました。合格が決まったときは「努力がやっと形になってくれた!よかった!開放された」と思いました。
ガラス工芸作家を目指して
大学では自分の表現レベルを上げていきたいと思います。そして、将来はガラス工芸の作品を作る職業に就くことが夢です。
後輩へのメッセージ
辛いと感じることもあると思いますが、その時私はこれを描ききったら「めちゃくちゃ絵が上達している。」と思いながらやっていました。自分を褒めることも効果的です。頑張ればその分何かしらの結果としてかえってくるので頑張ってください。