【2022総合型選抜合格】vol.01 目先の目標だけでなく、将来のことも考えられるようになった
成田咲来さん
東京造形大学デザイン学科テキスタイルデザイン専攻領域 現役合格・進学
埼玉県立草加南高等学校
アトリエ新松戸 デザイン・工芸科 夜間部
自分の欲しい布を自分で作りたい
小さいころから物を作ることが好きで、特に人形の洋服づくりにのめりこんでいました。
いろんな布を買ってきて作っているうちに、本当に使いたい布になかなか出会えないことから、自分で布のデザインをしたいと思うようになりました。そして高校1年生の頃から、美大進学を考えるようになりました。
楽しかった実技の授業と辛かった面接練習
具体的に大学入試を意識した実技の勉強は、高校3年生の春から始めました。
絵を描いたり、ものを作ったり、講評を聞いている時間は本当に好きで、毎日アトリエに行くのが楽しかったです。
アトリエでの授業はすべて役に立ったと思います。
しかし、面接練習だけは本当につらかったです。もともと人前で話すことが苦手で、総合型選抜の出願を終え、提出物もすべて作り終えてから、面接練習のためにだけアトリエに行った1週間は本当に苦しかったです。でも、おかげで入試本番の自己アピールプレゼンや質疑応答では、スムーズに話すことができました。
将来のことまで考えられるようになった
大学に合格した今、思い返してみると、アトリエに入って受験勉強を始めたときが、私のターニングポイントだと思います。それまでは、進路のことで色々と悩んでいましたが、アトリエで絵を描いていくうちに、自分の中で考えがまとまっていき、目先の目標だけでなく、その後の将来のことも考えられるくらい、心に余裕を持つことができました。
受験会場で考えていたこと
会場はとても静かで落ち着いた様子でした。
入学したら、よい関係を築ける人がこの会場の中にいるかもしれないということを考えていました。
大学でやりたいこと
テキスタイルのことを主に学ぶので、自分で思い通りの布がデザインできるようになりたいです。
将来の夢
お人形が好きなので、それにかかわることがしたいと思っています。
後輩への一言
自分で決めた目標に向かって頑張ってください。
トップ画像は平面構成「柄をテーマに」です。