【2021総合型選抜合格】vol.02 型にはめるのではなく個人を伸ばしてくれた
新井さくらさん
日本大学芸術学部デザイン学科 現役合格・進学
千葉県立小金高等学校
アトリエ新松戸 総合受験科 夜間部
自分をほめてくれる存在が背中を押してくれた
中学校の美術の授業で、自分の制作した作品で何かを使えることの楽しさを知りました。なので、美大受験は中学2年生くらいから考えていましたが、高校に入って一度諦めていました。
しかし、軽音部の活動の中でロゴデザインを担当すると、それをほめてくれる人が出てきました。ほめられるとうれしくてまたロゴを作って、ほめられて。。。それを繰り返すうちに、やっぱり美大を目指そうと思いました。
アトリエ新松戸の門をたたく
高3の春期講習会から本格的に実技の勉強を始めました。
アトリエ新松戸を選んだのは、志望校である日本大学デザイン学科の対策をしっかりしてくれると友達から聞いたのと、型にはめるのではなく個人を伸ばしてくれそうと感じたからです。合格を決めた今、その通りだったと思っています。
楽しかったこと、つらかったこと
自分の画力の向上が顕著に現われてくることが嬉しくもあり、楽しくもありました。今スマホに残しているデッサンの画像をさかのぼってみると、アトリエに来てからどんどんうまくなっていくのがわかって、通ってよかったなとつくづく思います。
つらかったことは、周りの人よりも実技の勉強を始めたのが遅かったので、周りの人の実力に講評の時は毎回圧倒されたことです。もっと上手くならなきゃ、とは思っていても、実力がついてこなかったことがつらかったです。
仲間に出会えた
予備校に通うことで「周りにも同じように美大を目指している人がたくさんいるんだ」ということを体感できたことが大きな自信へとつながりました。
役に立った授業
デッサンや平面構成の課題はもちろんですが、パッケージデザインの課題は「グラフィック以外も自分にできるかも」という気づきがあり、特に印象に残っています。このように、いろんなジャンルの課題に取り組んだことで、伸び伸びと自分の表現したいことがストレートに表現できるようになり、視野も広がったと思います。
試験会場では
周りの緊張感に1度は呑まれそうになり、午前中の小論文は思った通りには行きませんでした。しかし、お昼休みに「楽しまなきゃ損だ!」と考え、その後は楽しく受験することができました。本番で描いたデッサンは人生で一番楽しんで描けたなあと、今でも思います。
大学でやりたいこと
受験勉強をしている間にデザインについてのアイデアをいくつか思いついたのですが、それを現実にする能力は持っていません。なので、大学で様々な技術や能力を習得し、夢を現実に変えていきたいです。
将来の夢
分野は特に決まっていませんが、自分が制作した作品を見た人の感情を揺さぶるようなデザイナーになりたいです。
受験のエントリーシートに書いた「霧を晴らすデザイン。私は魔法使いになりたい」を実現したいということにもなります。
後輩へのメッセージ
私の好きな曲に「私は何も知らないの だから何でもできる 信じてる」という歌詞があります。私は一度美大進学を諦めたことがあるのですが、この言葉に救われました。周りからどんなに「お前はできない」と言われようが、何事も「私ならできる」と思えばできます。絶対に。たくさんの困難が待ち受けていると思いますが、皆さんならできます。応援しています。