【2020合格】vol.09自分への理解と付き合い方を学んだ

山口朝弓作品02

山口朝弓さん

東京造形大学美術学科絵画専攻領域 合格・進学
女子美術大学美術学科洋画専攻 合格
女子美術大学短期大学部造形学科美術コース 合格

都立葛飾総合高等学校
アトリエ新松戸 絵画科 夜間部

大学受験すら迷っていた高校時代

美大進学を考え始めたのは、高校3年の夏頃でした。
最初はただ絵を描くことが好きで、それが出来る進学先を考えていました。大学を受験するかどうかも、迷っていましたが、美大のオープンキャンパスに行って、とても大きなキャンパスに、生き生きとした大学生の人達が歩いている姿を見て、私もこうなりたいと思い、行こうと決めました。なので、本格的に実技を始めたのはかなり遅く、高3の秋頃から都内の美術予備校に通い始めました。

自分の気持ちに決着を

現役の時、合格したのですがその時はその結果に納得ができず、浪人しました。しかし、思ったような結果を得られず、一度は美大進学を諦めました。でも、もう一度だけ受験して自分の気持ちに決着をつけたいと思い、9月からアトリエ新松戸に通い始めました。

自分の中での変化

今年の受験に向けて絵を描くことで、自分と向き合えたり、先生方から描き方の技法であったり、美術史を聞けることで、美術に対しての知識や理解が増え、興味が深まりました。そのことで自分の中での変化が起こったと思います。
これまで、自分の気持ちや思い、感じたことをどこか誤魔化して、考えや思いを表現することを怖がった時があったのですが、自分と向き合う時間がもてたり、絵で考えを表現したりすることで、自分の考えや思いを知り、自分への理解とこれからの自分との付き合い方を学びました。

山口朝弓作品01
静物デッサン・木炭紙

ワクワクしながらの受験

多くの受験生が1箇所に集まるため、新鮮な感覚で会場に入りました。受験に来る受験生にも、様々な人達がいるため、少しワクワクしながら、もしこの大学に受かったら何をしようかなど、そういうことを考えたりしていました。今年が最後の受験だと決めていたので、合格が決まった時は、すごく安心しました。

大学に入ったら

絵を描くことはもちろん、まだ関わりのないことにも興味を持って学んでいきたいです。また、絵画専攻ではあるのですが、グラフィックなどのデザインの勉強も取り込んでいきたいと思っています。そして、将来の夢は画家になることです。

後輩へのメッセージ

自分と向き合う時間がこれから沢山あるとは思いますが、どんな選択もしっかりと悩み考えて、自分自身が選択したんだと自覚すること(責任を持つこと)。感謝の思いを忘れないこと。これを忘れないでください。

Posted by ateliershinm