タマビ学科試験

2017年11月4日

一昨日までの寒さが嘘のように、今日はグングン気温が上がっています。明日は何でも春の嵐だとか。それを過ぎるとまた平年並みの気温に戻るそうなので、風邪をひかないように気をつけなくては。。。

さて、今年のタマ美入試の国語A日程では、現代美術家の会田誠さんのエッセー「公開制作はもうイヤだ!」が取りあげられました。一昨年には山口晃さんの「へんな日本美術史」が取り上げられたこともあわせて考えると、これから美大を目指す人にとって、「いま」の作家の言葉、思想に触れることは必須というタマ美の意思表示といえるでしょう。

アトリエ新松戸通信2月号でも、「おすすめの一冊」で会田さんの著作をいくつか紹介しました。
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入試対策の意味だけでなく、これからアートやデザインに携わっていく人たちにとって、現役のアーティストの発想の裏にある日常や思考、そして10代の頃に何を思い、何を考えていたのかを知ることは、大きな意味を持ちます。月に1冊位はこういったジャンルの本に触れてほしいと思います。